
『露出少女遊戯 三島ひかるの性癖 【上巻】』(茶琉)

『露出少女遊戯 三島ひかるの性癖 【中巻】』(茶琉)

露出少女遊戯 三島ひかるの性癖 【下巻】(茶琉)
良質な露出マンガなどを次々と発行し、DL系でも活躍されているvalssu(ふぁるす)というサークルの茶琉(ちゃる)さんによる商業の単行本。記念すべき1冊目が2009年あたりに発行された「露出少女遊戯」という同人誌のシリーズがありまして、それらを再録した本です。
内容は、露出好きな少女(基本JC1から始まりますが全体が回想で構成されている話などもあり不定です)・三島ひかるとその周辺人物……クラスメイト男女、その兄弟、通行人、親戚の子などなど……による諸々のお話です。基本的には「ひかるちゃんが自発的に露出する」という話に終始するのですが、それに巻き込まれ、あるいはそれに介入したい人たちの、様々な人間模様が描かれます。
要は、当然ながら露出系エロマンガです。まっすぐに「自発的に露出する女の子」を扱っている作品というのは意外と希少でありまして、この作品の一番の価値はそこにあります。ひかるちゃんが様々なアイデアを思いつき、混浴で、街で、各種施設で、次々と露出していくのは圧巻の一言。連載ではないのでそれぞれの話の独立性は高いのですが、単行本3冊というボリュームでストーリーが進んでいくのも魅力です。
実は以前同じ内容の単行本が上下巻で、別の出版社から発行されているのですが、今回は1冊につき2〜3話の幕間や番外編が追加されています(だから3分冊になっています)。きっと、前回の2冊を持っている方も満足できる内容なのではないでしょうか。現に私がそうなので。
なおこの「露出少女遊戯」シリーズ、外伝やパラレルワールド含めた複雑な展開で(笑) 同人誌では今も続いています。
各々のセックス模様が色濃く絡んでくる「姦」シリーズとか……


『露出少女遊戯姦 総集編 ひかる』(valssu)
『露出少女遊戯姦 総集編 あきら』(valssu)
露出の果てにセックスにハマってしまうifストーリー「乱」シリーズとか……(これは一冊ごとのボリュームが大きいです)



『露出少女遊戯乱 上』(valssu)
『露出少女遊戯乱 中』(valssu)
『露出少女遊戯乱 下』(valssu)
「露出少女日記」シリーズも、世代の違うオムニバスって感じなのですが一応続きと言えるでしょう。


『露出少女日記総集編1冊目』(valssu)
『露出少女日記総集編2冊目』(valssu)
いったいぜんぶで何冊あるんだろう。たくさんあって尻込みしてしまうかもしれませんが、露出クラスタの皆様ならきっとご満足いただけると思います。ということで、やはりまずは表題の商業単行本から入るのがおすすめです。