三十三姦堂でノーパン観光？「肉助の桃色修学旅行」

「肉助の桃色修学旅行」（メルティ工房）

　商業作品です。
　本作の主人公・戸黒肉助というのは、「新体操（仮）」という有名な商業作品に登場する体育教師なのですが、公式な関連性については一応、不明です、ということで。

　システムは、時刻と移動という概念がありながらも基本的にはオーソドックスな美少女ゲームといった感じ。一言で言ってとにかくバカゲー。変態教師であるところの主人公が、教師という立場を利用し、修学旅行で好き放題にＨなことをする、みたいなお話ですね。
　例えばバスガイドを言いくるめてバス内でストリップを始めさせたりとか、観光名所の案内板を勝手に改変して生徒女子校生をＨな目に遭わせたりとか、（それらに比べると随分普通だけど）風呂を覗いたりとか。観光名所自体ももともとちょっとヘンな名前になっていたりして馬鹿馬鹿しく、失笑できること請け合いです。

　個人的には、「こんなのよく作ったなー」と感じました。ネタを思いついたとしても、これを実現するのはちょっと、私には難しいかな…みたいな。そういう意味で、努力作だと思います。（笑）

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巨漢と少女のコントラスト「おさそい・まんしょん」

「おさそい・まんしょん」（桃籾亭）

　HTMLとFLASHを使ったノベルです。
　発売当初はタイトルが違ったのですが、色々な情勢の関係で変更になったようです。（DMMでは昔のタイトルのままですが…）

　友達の家に遊びにきた女の子が、その友達のお兄ちゃんにいたずらされちゃう、みたいなストーリー。その友達兄妹はすでに関係があるらしく、彼らのＨな遊びに巻き込まれる、という感じでしょうか。
　この兄がまた極端なピザデブといった風体で、きっとヒッキーで、きっとニートなのでしょう。そして彼にとっては背負いカバン（←単語を出すのは自粛しておきます(笑)）はマストアイテムだという典型的な変態っぷり。「ぐふふぅ」とか言って笑います。キモい！
　そんな奴に、↑のサムネイルの少女が、ねっとりとしたアニメで（笑）犯されてしまうわけです。兄の巨大な身体と女の子の華奢な身体の対比もすごい。いろんな意味で、かなりやばい作品だと思います。

　魅力はズバリ絵柄、ですかね。この絵柄にピンときたら110番ってことで。
　それから、本編で使われている絵の全て（動画を含む）がjpgで同梱されていますので、そのへんも安心かと。

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　同サークルの作品には他にも魅力的なものがありますのでチェックしてみてください。上記作品の続編もあります。


「おさそい・まんしょん2」（桃籾亭）
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みんなでスピン！「スーパーマリオギャラクシー」

「スーパーマリオギャラクシー」（任天堂）

　突然すみません。コンシューマ作品。

　Wiiでスーパーマリオが発売されていることは、みなさん既にご存じのことと思います。今回はの目玉は「球状地形」です。つまりどういうことなのかというと、ステージが球状で、重力が常に一方向というわけではないのです。宇宙に星がいくつも浮かんでいて、それぞれの星の中心に向かって重力があるイメージ。ちっちゃい星をぽんぽんと跳んで渡っていくステージとかがあったりもします。

　一番特筆したいのは、3D酔い防止が考慮されているということです。私はゲーマーのくせに3Dゲームがてんで駄目で、いつも酔い止め（というか花粉症で処方されている薬(笑)）を飲み、画面の真ん中に黒い点を描いたセロテープを貼り、その点だけを必死に見つめてプレイしているのです（3D酔いが激しい人はお試しあれ）。それでもげろげろに酔ってゲームの途中でトイレ行って吐いたり頭痛でしばらく眠れなかったりするのですが、本作はちょっと違いました。ちょっとクラっときたのは最初の1〜2時間だけで、慣れたらもう全然大丈夫。快適に、2週間くらいかけて一気に、全ての（本当に全ての）スターを手に入れました。

　それから、ステージを始めてからスターをゲットするまでの時間がけっこう短く、すごくテンポがいいのも気に入った理由のひとつです。私は1日に何ステージもやりましたけど、忙しい人でもけっこう軽く「寝る前にスター1個だけやろう」みたいなことができると思います。

　他にも、近くにいるみんながスピンしてくれて寂しくなかったり、ストーリーが意味不明ながらも意外と良かったりと書きたいことはいろいろあるのですが、もう既に任天堂信者の戯言になっていそうなので控えておきます…。

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　ちなみに某会のボスや、うちの原画さんも絶賛してました。曰く、「Wiiを買ってギャラクシーをやらないのはもったいないよ！」だそうです。私もそう思います。

温泉旅館でＨなトラブル！「風呂上りのいっぱい」

「風呂上りのいっぱい」Steelyard

　温泉でロッカーの鍵をなくしてしまい、全裸で途方に暮れる女の子たち。
　彼女らが男湯に忍び込むその理由とは！？

　こちらもオーソドックスなアドベンチャーゲーム。お話は、温泉で鍵をなくした２人の女の子たちに、主人公が浴衣の羽織を貸すところから始まります。片方の女の子はバスタオル1枚で、もう片方の女の子は羽織1枚で外に出てくるのですが……そんな恥ずかしい格好のままで、旅館の中を歩き回ったり、廊下に放置したり、見つかりそうになって隠れたり、みたいなストーリーです。

　絵が弱点であることは自明なのですが、私は、この絵柄にも少なからず魅力を感じます。足りない部分はシチュエーションでカバーされていると思いますので、少しでもひっかかるものがあったら、ぜひ体験して欲しいと思います。Steelyardはもっと評価されるべき！

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　同サークルの他の作品も全て、同様の作風があります。チェックしてみてください。

三作目「おこめづくり」
一作目「プールの授業は一肌脱いで」

　2年ほど新作が出ていませんが……今でも楽しみに待ってます。

たまには名作でも…「EVE burst error」

「EVE burst error」（シーズウェア）

　商業ブランドの作品です。超有名な作品ですが、若い方は知らないと思うので。（笑）

　「EVE burst error」は、1995年に発売された成人向けアドベンチャーゲームです。当時はWindowsが今ほど普及しておらず、本作も最初はNECのPC-98x1シリーズのみに対応していました。（のちにWindowsや、セガサターン、プレイステーション等にも移植されましたが）

　お話のジャンルはミステリ。「デュアルサイト」というシステムを謳っており、プレイヤは、2人の主人公による、2つの異なるストーリーを進めていきます。この2つのストーリーが時には接近し、時には同じ事象を別の角度から眺め、時には主人公同士が協力したり……と、絡ませ方が非常に面白く、評価が高いのです。おそらく、この構造は今プレイしても「新しい」のではないかと推測します。
　詳しくはWikipediaの記事なんかを参考にしてください。←手抜き（笑）

　開発環境にいろいろと問題があったらしく、最終的な完成度という面では賛否両論あるのですが、ゲームをプレイしている最中の感覚は特筆すべきものがあります。
　何というか「ジジイの戯言」だと思ってもらっていいですが（笑）、美少女ゲームの歴史を語るにあたって欠かせない作品のひとつです。ぜひプレイしてみて下さい。昔プレイした人も、もう一度懐かしい気分にひたってみては。そう、音楽がまたいいんですよね。

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　ちなみに、私がアダルト業界に憧れるようになったきっかけのひとつは、同ブランドの「デュアルサイト」作品の一作目「DESIRE」だったりします。（もうひとつはアリスソフトの「Ambivalenz」なのですが、どうでもいい話ですねこれ…）
　こちらもDLsiteなどのダウンロードショップで販売されていますので、よろしければどうぞ。


「DESIRE【完全版】」（シーズウェア）

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Ｈなことに興味シンシン「エロエロ☆お泊り会」

「エロエロ☆お泊り会」おなおな

　HTA（ブラウザ上で動く疑似アプリケーション）とFLASHアニメを使った、構造としてはオーソドックスなタイプのアドベンチャーゲームです。主人公たちの企みによって、女子２人、男子２人でお泊まり会をすることになった、というストーリー。女子たちも少し期待するものがあったようで、当然のように、Ｈな展開になります。

　私がこれを推す一番の理由は、「アニメ」と銘打った作品であるにも関わらず、Ｈシーンに至るまでの課程がちゃんと描写されているところにあります。登場人物たちが行う王様ゲームの結果として女の子が脱ぐシーン、ここにちゃんとアニメを使っているのです。我々はいつもＨシーンばかりに目が行きがちですが、魅力的なシチュエーションを描くためには、Ｈシーン以外の部分に力を入れることも重要だと思うのです。

　Ｈなことに興味シンシンな登場人物たちのほのかな期待感、異性の子と密室で話をする際の奇妙な高揚感、そしてついに一線を越えちゃう背徳感、それらをちゃんと体験できるのではないでしょうか。隠れた良作です。

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紹介するまでもない人気作品×３

　今更私が紹介するのもおこがましい、超人気作品を3つほど。



「抱いて！四十八手」（ごません）

　比較的新しい作品です。ポイントはとにかく物量。48種類の構図のＨループアニメが自由に楽しめます。ネコミミ、アイマスク、メガネというアクセサリなども選ぶことができ、それから絶頂シーンもちゃんと用意されていますのでご安心を。

［「抱いて！四十八手」をDLsiteで購入］
［「抱いて！四十八手」DMMで購入］

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「おさわりFLASH★HARDCORE 〜霞〜」（Sawatex）

　もう古典と言えるでしょう。英語版DLsiteの累計ランキングのトップを突っ走るいじくり系FLASHアニメ作品です。
　捕まえた霞に対してＨな尋問をねちねち行うみたいな、非常にやらしい内容になっとります。ちょっと服を脱がすだけで大袈裟に反応しますし、挿入も中出しもいちいち嫌がります。この作品の人気の理由はそのあたりでしょう。

［「おさわりFLASH★HARDCORE 〜霞〜」をDLsiteで購入］

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「陽射しの中のリアル」（mu soft）

　こちらは超定番のひとつ。いじくり系FLASHアニメ作品です。微妙にストーリー性がありますが、夏の雰囲気や主人公と女の子の関係などをうまくほのめかしていて非常にいい案配です。寝ている女の子をつっついたり、Ｈシーンはちゃんと脱がすところから始まったりと、押さえるところはしっかり押さえてあります。
　ぜひ、追加パック「陽射しの中のリアル〜complement〜」を適用してプレイしましょう。機能やシーンの追加があります。

［「陽射しの中のリアル」本体をDLsiteで購入］
［追加パック「陽射しの中のリアル〜complement〜」をDLsiteで購入］

［「陽射しの中のリアル」本体をDMMで購入］
［追加パック「陽射しの中のリアル 〜complement〜」をDMMで購入］

バランスのいいCG集 「明日ほにゃほにゃ。」

　「明日ほにゃほにゃ。」というのは作品名ではなくサークル名。CG集なので感想が書きづらいです。よって今までリリースされている4作をいっぺんに。


「らき☆ほにゃ！」（明日ほにゃほにゃ。）
　1作目。「ら○☆すた」のパロディCG集。おまけでCG集がもう一作入ってます。


「ぎじほにゃ！」（明日ほにゃほにゃ。）
　2作目。広告が控えめですが「ポケ○○」擬人化CG集。イー○イとその進化形（第4世代まで含む）が全部います。


「ポケほにゃ！」（明日ほにゃほにゃ。）
　3作目。もういっちょ「ポ○○ン」擬人化CG集。いろんなところからもってきたパロディキャラがポケ○○のコスプレをしている、というCGもアリ。紹介画像は某ミクさんがカ○ネギのコスプレをしています。


「ベビほにゃ」（明日ほにゃほにゃ。）
　4作目。「ベ○ビー・プ○ンセス」のパロディCG集。昨日発売された新作です。


　見ればわかりますがタイトル通りほにゃっとした絵柄で、私にとってはこのタッチがとても魅力的に感じます。いかがでしょうか。
　題材も凄い。それぞれ、本当に好きで描いてるんでしょうね。特にポ○○ン擬人化は、デジ同人方面では超マイナージャンルなのです。しかも、その中でも「ゲームやってる人じゃないと知らねーよ!!」的なポケ○○を扱っていたりして……

　関係ないけどユクシー、エムリット、アグノム同盟のバナーでも貼っときます。（笑）
　


［作者のサイト『明日がんばる。』］
　40連鎖の苦行で延々と色違いポケ○○を集めておられるようです。あとがんばれKILLリアさん。

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シチュエーション全開！「すけぬぎ・わたおに」

「すけぬぎ・わたおに」 ぱわぁふる・へっず

　さすがに題材はそろそろ風化しているでしょうか。かつて一世を風靡したフィギュアシリーズ「週刊わたしのおにいちゃん」のキャラクタを使ったFLASH着せ替えです。登場キャラクタは5人で、それぞれに3つの場面があり、15種類のシチュエーションで着せ替えを楽しむことができます。

　着せ替えの重要なポイントは、「ストーリー性を想像できること」だと思うのです（CG集などもそうなのですが）。それをこの作品は見事に演出しています。女の子のポーズや小道具などが上手に使われていて、どの絵も色々と想像を巡らせながら鑑賞することができるでしょう。
　服装のバリエーションも凝っているというか、ツボをついていると思います。制服のブレザー（上着が2種類）、体操着、スク水などが共通で、他は人物ごとに割烹着やパンストなども用意されていたり。表情やちん●、汁の差分なども意外と豊富です。

　テキストのない、単純な着せ替え系作品としては一番のおすすめです。

［関連サイト『Y人's』］ 同作者によるFLASH着せ替えなどが掲載されています。

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恥ずかしい格好で遊ぼう！「学校帰りの公園で！？」

「学校帰りの公園で！？」（Squeeze::ALL）

　小難しい理屈とか、余計なあらすじなど一切ありません。この開き直りっぷりがグッド！　「下脱ぎ一輪車」なんて、かつてないシチュエーションだと思いますがどうか。

　女の子の服を自由に脱がし、その格好のまま公園の遊具で遊ぶというショートストーリー集です。服装は、通常、半裸、全裸の3種類。半裸も「下脱ぎ」というのがなかなかいいところを突いている感じ。そしてシチュエーションも、ブランコ、滑り台、一輪車、砂場でおしっこなど……もう、全くテーマがぶれていない。ロリ・露出と言ったら舞台はこうでなくては。いやはや、脱帽です。

　作者（企画脚本）のぼんくらさんによると、わりとsol-fa-soft作品を参考にしたのだとか。ありがとうございます。（笑）　sol-fa-soft作品の悪い部分が見事に省かれていて、よりうまくまとまっているのではないでしょうか。BornClunkersさん（＆Squeeze::ALLさん）は色々なジャンルの作品をリリースされていますが、ぜひ、この路線も続けていっていただきたいものです。

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これぞロリゲー最高峰！「こうかん☆にっき」

「こうかん☆にっき」 The Dungeon In Yarn

　あるシーンで表示される立ち絵を見て、
「あ、バグだ」
　とっさに、そう思ってしまいました。ゲームを作っているとたまにやってしまうのです。心当たりがあります。しかし……それは、キャラクタの設定上、ストーリー上、必然でした。同人ソフトをプレイしていて、これほどの衝撃を受けたことは他にありません。

　比較的オーソドックスなアドベンチャーゲームです。視点変更システムもそれほど難しくありませんので、かんたんにプレイできると思います。
　テーマはとにかく「女の子たちと仲良く楽しく過ごすこと」！　一緒にお風呂に入ったり、裸の写真を撮ったり(?)、着替えを目の前で見たり……とにかくほのぼの、あくまでもライトな日常が繰り広げられます。えっちシーン（作品中13回あります）はすべて和姦＆中出しと、ここまでくると逆に男らしさみたいなものも感じてしまいますね。

　というわけで、とにかくこのくらいの年頃の女の子を愛でたい！ という方にうってつけの作品です。sol-fa-soft作品なんて買ってる場合じゃありません。ぜひこのThe Dungeon In Yarnワールドを体験してみてください。続編もおすすめです。

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Kiritan-Naviって？

　最近、良さげなデジ同人作品が少ないと思いませんか？
　Kiritan-Naviでは、sol-fa-soft/高臥舎の勘違いシナリオライタ・桐原巳弥人が、自ら体験した良質のおすすめ作品をぽんぽんと紹介していきます。まずは、古めの作品を中心に。
　たまに商業や一般向け作品、全く関係ないコンシューマゲームや電子機器なども紹介するかもしれません。そのへんはてきとうです。

　また、こちらで紹介した記事のダイジェスト版？を、sol-fa-softの「雑記」というコーナにも掲載します。邪魔かもしれませんが、ご了承くださいということで。

　それから、もうひとつ。あらかじめお断りしておきますが、いわゆるアフィリエイトリンクを張っております。ここから買っていただけると超感謝です。sol-fa-soft運営維持のためにも（笑）ぜひよろしくお願いします。